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"エルバルーチェは私にとってパートナーのような存在で
その価値と特別なストー リーを多くの人々に知ってもらいたい"
ードメニコ・タッペロ・メルロ

私の家族は先祖代々から農家で働きブドウ園を運営していた。それに対し70年代、カナベーゼ地方では世界初のパーソナルコンピューターを作ったオリベッティが社独占し、テクノロジーブームのでの最先端を走っていた。私もIT業界に魅力を感じ、イヴレアでソフトウェア会社を経ち上げ、大切な経験を終えたあと、2001年に新しいチャレンジに挑戦した。父から受け継いだ畑に一からブドウを植え直し更にエルバルーチェのブドウに新たな要素を加え進化させた。私の畑で成長するエルバルーチェは

私にとってパートナーのような存在でその価値と特別なストー リーを多くの人々に知ってもらいたい。

私が生まれ育った土地の魅力をワインを通して伝えたい。この願望を抱きながらイタリアでのソムリエ協会(AIS)でワインテイスティングを本格的に勉強し、現在はワインメイキングやブドウ栽培に関する講義を担当するようになった。環境に優しい"モダン"な伝統栽培方法を教える必要性を感じ、時代を超え次の世代に美しく美味しい物を残せられることをモチベーションの源としている。何億年もの昔にバルテオ氷河が残した沈殿鉱物が今のポー平原の北部分、イヴレアのモレーン(氷堆石土壌)となった。ヴァッレ・ダオスタ州のアルプスから氷河として流れてきたミネラル豊富な土、だが砂っぽく貧素な土砂という特徴的な土地との繋がりを感じ、ワインを通してこの唯一の土地を味わってもらいたい。知識をより深めることを追求し、発見するクリエイティビティーがこの世に性質を与え、我々の文化の価値が増し、気持ち伝わり心が繋がる。これ全てをエルバルーチェで語りたい。

自分の土地を愛して守り、より住みやすいよう努力してくれた自分の先祖を尊敬しなくてはならない。「環境作り」という意味は人の忠実さに隠れてい自然を知り、尊敬し、守り、保ち、こういった意義のおかげで特別で他とは比べ物にならない物となる。この信念からエルバルーチェの価値を高める挑戦が始まった。イヴレアモレーンでのブドウ栽培はローマ時代前からの千年以上の伝統であり1800年代に最高級な質の頂点とたった。世界中でも有名となりトリノ市での最高級レストランのワインリストにも加わった。私は古い資料などを元にこのワインが持つ歴史のパズルを組み直し表現する。

コンフェレンスや試飲会などでエルバルーチェのストーリを語り、それぞれの協会とmのコラボレーション、または大学の専門士コースなどでワインと土地のコミュニケーションコースで活動させてもらっている。一つ一つの機会は全てカナヴェーゼの土地とエルバルーチェを知っていただけるために。

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